先日は、関東の大雪で倒れてしまったO様宅に、テレビアンテナの建て替えに伺って来ました。
この様にアンテナ部材を一式積んで、午後から出発しました。
O様宅に到着すると、こんな感じです
ガルバリュームの大屋根に「御行儀良く」倒れておりました
屋根への痛みもなく、上手な倒れ方でした。
屋根馬の足が一本すっ飛んでいました
長年の経年劣化&雪の重みで倒れてしまった様です。
アンテナは倒れては居るものの、ギリギリで写ってました
倒れてるのに32.5デシで、またまたおりこうさんのガルバ大屋根君ですネ!
(アンテナ君とガルバ君のデュエットで電波をキャッチしてたのかな?)
先ずは、旧アンテナ君の撤収からさせていただきます
軽く持っているように見えますが、結構重いんですよ
1.8メートルと3.66メートルの継ぎ足しポールで約5.4メールです
それに当時の電波障害対策のVHFアンテナが頭に付いているタイプです
最近の若い職人さんには、解かってもらえないと思いますが
元々昭島市は電波障害地区で、この様なスタイルのアンテナ工事が主流でした
アンテナ工事=過酷な作業でした。
屋根の上で「うぅぅぅーーーとか、うぉぉぉーーーとか」
気合と根性&肝だめしの様な仕事が、アンテナ工事でした。
5.4メートルマストに電波障害対策のアンテナがくっ付いていると
なかなか持ち上がらないんですよ!
(ちょっと当時の過酷な作業を思い出しまして、「ぐち」っぽくなりました。)
前置きが長くなりました、
早速作業再開です。
無事アンテナも降ろせまして、サンダーで解体です
アンテナ君へ、長い間大変お世話に成りましたありがとうございました。
次の作業は、こちらの支線フックを何とかいたします
長年の劣化で4箇所ともぐらぐら&屋根屋さんが支線を避ける為に
ガルバを切って有ります
私的に気になりますので。
こちらのコーキングを使用して。
切れている部分のガルバ君を補修して。
支線留め金物の裏側にもたっぷりコーキングを塗って。
この様な施しを4箇所共させていただきました
この支線留め金物&コーキングを使用することで、屋根も傷めませんし
ビスがしっかり垂木をキャッチしてますので、頑丈です。
また、細かい所にこだわっちゃいました
(この施しを4箇所していると、アンテナを建てるより時間が掛かっちゃいます)
アンテナは、安定受信をする為に高性能型を使用させていただきました。
はい、完成です
支線は、ステンレス針金を使用してヒカリ電機流の二段張りにさせていただきました。
BSアンテナは、屋根に付けると、支線と屋根馬に負担が掛かりますので
長年安心の壁面取り付けにさせていただきました。
ブースターと分配器を付けている頃には、真っ暗になっちゃいました。
テレビで受信の確認をさせていただいて
受信状態がとても良くなりました。
最終で、電波レベルのチェックです
76.9デシでオーケーです
めでたしのアンテナ工事でした
(当店こだわりの工事の為お時間長めですみません)
O様へ、この度はアンテナ建て替えのご依頼をいただいて誠にありがとうございました
慎重に工事をさせていただきました
今後共よろしくお願いいたします。
㈱ヒカリ電機店長兼作業員の大金&嫁ちゃんより。