昔の配電盤(木台式)の交換の御依頼をいただきました。
こちらの配電盤の交換工事をさせていただきます
なつかしい木台式ですね。
その昔は、もっとなつかしい「ガイシ式の鉛ヒューズ」でした
鉛線の取替えを頻繁にいたしました
ずるい事をして「鉛線をダブル」にしたりしました。
前うんちくが、長くなりました。
新分電盤を積んで昭島市内へ出発です。
いまどきの若い電気工事士さんはあまり見たことの無いシールかもしれません?
昭和52年のシールが貼ってありました。
今回の分電盤交換工事は、借家の電気設備を心配されたオーナー様からの
御依頼です
オーナー様が、年数の経った建物に 「何かあらぬ様に、予防の為」に
漏電遮断機付きの分電盤に取替え工事
との御依頼です。
まず、分電盤交換の前にメートル器の電線を抜いておきます
(一般の方はまねをしないで下さい)
(へまをして、柱上トランスのヒューズを飛ばしてしまうと大変です)
(メートル器周りは安易に触らないで下さいネ! 生で電気が来ております)
いきなりですが、新分電盤の取り付け工事です
しっかり増し締め等を行い、無事新分電盤の完成のはずが、、、?
最終工程の絶縁抵抗測定をさせていただきます
えぇーーー!。
どこかで、漏電の可能性が有ります
既築住宅では、電技で200ボルト0.2メグ以上
100ボルトで0.1メグ以上と業界の安全基準があります
その基準をオーバーして、針がふれております
ここからが、漏電検査で時間がかかります
時には一般住宅で、漏電箇所を探すのに3日かかった事もあります
大型マンションの共用部の漏電検査で、2週間から3週間毎日ひたすら調査の時もありました
漏電調査は大変です。
今回の漏電は、こちらの年数が経ったウォームレットでした
原因が特定出来て、やれやれです。
ウォームレットのコンセントを抜くと、こんな感じです
漏電検査合格です
めでたしめでたしです。
めでたく、昔の配電盤から、漏電遮断機付きの新分電盤になりました
これで 安心 安全 快適な 借家になりました
オーナー様へ 毎々 ㈱ヒカリ電機に御依頼ありがとうございます
これで一安心です。
東京電力登録店の ヒカリ電機 大金より。